ジャズライブinみよし


「春に3日の晴れはなし」金曜の雨に続いてきょう月曜はまた雨。春の天気模様になってきたということだろう。週末は寒い日ばかり続いた。土曜日は昼間は麻雀、夜はジャズライブ。半世紀前の学生時代に戻ったような生活。勿論、当時はライブなどとは云わなかった。カントリー&ウェスタンやロカビリーの全盛時代。コーヒー1杯で生演奏を聴くジャズ喫茶とかミュージックサロンだ。


一番よく通ったのは有楽町不二家ミュージックサロンでのハワイアン。大橋節夫やバッキ―白方。新宿歌舞伎町地球会館のコンサートホールでのシャンソン戸川昌子(作家として有名になった)や仲代圭吾(仲代達矢の弟)もよく聴いた。そんなことが思い出された。



ジャズのライブは毎月第1・第3土曜に行われる。ウチから車で5分ほどの喫茶店オリーブカフェ。30〜40人入れる。去年の秋初めて聴きに行って1月5日の牛島としこライブに行ったら満席門前払い。ご無沙汰していた。若者が多い中、老夫婦が・・・と気おくれもあったが、思い立ったら吉日、カミさん誘って行った。


出演はフルート、ギター、ベースをバックにボーカル今岡友美。岡崎のドクタージャズ内田修氏に見出された逸材。小さな体からは想像もつかない天性の歌声と確かな歌唱力。三河弁を時々使って、飾らない親しみ深い人柄だ。歌を楽器のように歌う。ジャズのアドリブの感覚を持ったボーカリストのように見受けられた。


先週の日曜のメイパパさんのブログで弘田三枝子のマイファニーバレンタインを聴いた。遅ればせながらと彼女も歌った。素人の耳には弘田三枝子と甲乙つけ難し。アンコールで歌ったアメイジンググレイスが一番よかった。


彼女、地方競馬笠松競馬で馬に乗っていたアンカツこと安藤勝巳騎手の立場と似ている。アンカツ地方競馬から中央競馬への移籍第1号騎手だ。彼女、笠松競馬でいつまでも乗っていてくれたら、ステージの合間に客席に来てお話もできる。三河弁のおしゃべりもできる。だが、やっぱり第2のアンカツオグリキャップになってほしい。そうなったら遠い存在だ。複雑な心境だ。