おこしもん


今世紀最強クラスの寒波が北日本に襲い掛かっているようで、その余波だろうか、この地方でもいつまでも寒い日が続く。週末に、自分の関係するボランティアグループの会議が二つあった。そのうちのひとつ、メンバー9人の内4人が、もうひとつは7人のうち2人がインフルエンザで欠席。冷たい北風の猛威もさることながら流行カゼの猛威もすごい。            

「寒気去る 春のぬくもり 歓喜する」これが待ち遠しい。  


毎年、この時季になると公民館で女性グループが「おこしもん」つくりをする。そのグループが近年増えて今年は3グループも4グループもある。この「おこしもん」、三河に住むようになってはじめてその存在を知った。あるサークルのリーダーに話を聞くと、これは愛知県で桃の節句に供えられるお菓子とのこと。瀬戸出身のカミさんの子どものころは各家庭で家族総出で作っていたらしい。岐阜県育ちの自分は知らなかったはずだ。


熱湯でこねた米粉を鯛や扇などの木型に入れて成型する。今では自動車の木型もある。蒸し器で蒸しあげた後に食紅で着色する。蒸したてのものや餅のように焼いたものを、砂糖醤油などをつけて食べる。この木型が新興住宅地の家庭にはない。そこで、公民館に常備の木型が重宝されている。

 
    おこしもん               木型


スイーツやハンバーガーに馴れっこになった現代っ子の誰がこんなもの喜んで食べるか?と言うと、「昔からの慣わしを後世に引き継ぐためにこうしてやっているし、昔懐かしく喜んで食べたいという人もいるから作ってるの。」とカミさん。レンジでチンして食べていた、