今年の寒さの証し


「寒気去る 春のぬくもり 歓喜する」これが待ち遠しい。などと、きのうカキコしたらそれが通じたのか現実のものとなったかと思わせるような陽気になった。そりゃ、そうだろう。2月も余すところあと2日。もう、3月だもんなぁ。ウチの西方にあるふながや公園の梅園の白梅もきのうの様子ではまだ”蕾かたし”のレベルだ。きょうの陽気で開花も一気に加速するだろう。


今年の冬は寒い寒いと云いながら三好では雪が積もったことは一度もない。気温が低い=雪が多い ということにはならないだろう。 気温の低さで言えば北海道だろうが、降雪量がいちばん多いかというと、いちがいにそうだともいえない。北海道は雪の元となる湿度が低いので雪の量は少なく降ってもサラサラの雪だ。北陸地方日本海を渡ってきた湿った季節風を直接受けるため雪が多いのだ。


毎年必ず一度や二度は雪が積もる三好で今年は一度も雪が積もってないからそんなに寒くはないという理屈にはならない。3年前2010年2月24日のクマさんの日記にこんな記述がある。

 
「東風吹かばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春なわすれそ」菅原道真のこの歌が、頭をよぎるような心地よい春風が梅林に吹き渡る日が4日も続く。ふながや公園の梅林の白梅もこのところの暖かさで開花した。真っ青な空には、紅梅より白梅の方がよく似合う。

            


3年前の2/24日、今年の2/25日同じ場所での梅の開花状況にこんなにも開きがある。今年の冬が如何に寒いかの証しといえるだろう。