早く着きすぎた・・・・


きのうよりは幾分暑さも和らいだ感じの一日。ここ2,3日の陽気のように急に暑さがやってくると、体がまだ暑さ慣れしてないせいだろうか相当身に堪える。そんなとき、パステル調の色合いの花などが一服の清涼剤の役目を果たしてくれる。いま、庭で咲き始めたニゲラの花を眺めるとそんな感じがする。


老人クラブの日帰り研修旅行。市のバスを借りて瀬戸の陶磁資料館、東谷山フルーツパークアサヒビール名古屋工場の見学に41名が参加。どの施設も何度も行ったことのあるところばかり。お付き合い参加。ビール工場の試飲だけは何度行っても飽きることはない。



ビール工場の見学でのこと。事前に申し込んであった時間より30分以上も早く到着してしまった。他の予約とやり繰りしてそれほど待つこともなく見学することができた。この場合は、ユーザー対メーカーという力関係があって交渉が進められた。幹事がメンバーのためを思って交渉した。当然のことだろう。


ビジネスの世界ではどうだろう。我々の社会のルールでは遅刻に厳しい。では約束より早く着いた場合はどうだろう。約束に遅れても、早すぎても、待つ側には迷惑がかかる。来客が到着してしまったら、放っておくわけにもゆくまい。前の予定を切り上げて応対しなくてはならない。


にもかかわらず、「予定より早く着きそうなので、いまからお邪魔してもよろしいでしょうか」などと訪問先の都合など考えず社長の機嫌をうかがうばかりの秘書がいるような会社は社員の目線が内向きの「ダメな会社」といえよう。