小満

 
暑い日が続く。きょうは名古屋では最高気温が31度になったとか。ウォーキングコースもきょうから夏バージョン。日陰の多い雑木林沿いを2往復。このコースだと目に飛び込んでくる季節の移ろいをウォッチするチャンスが大幅に少なくなる。そこで、きょうは家庭菜園でウォッチ。色こそ違えよく似た花が咲いている。左がジャガイモ、右がナス。それもそのはず、どちらもナス科ナス属。我ら素人百姓の定番野菜だ。


そういえば、きのう5月21日は二十四節気のひとつ「小満」。秋に蒔〔ま〕いた麦などの穂がつく頃で、ほっと一安心(少し満足)すると言う意味らしい。春先に植えたジャガイモも先月植えたナスも順調に育っているようで「小満」だ。



来月に入ると路傍にジャガイモの花によく似た花が咲く。ワルナスビだ。右の写真は去年のもの。このワルナスナス科ナス属の名門の出ながら雑草で、名は体を表すというとおり相当のワル。茎に鋭いトゲがあり、全草に毒がある。名門の出ながら、どこでどう道を間違えてしまっただろう?


猪瀬東京都知事が日本の「標準時」を2時間 早めることを産業競争力会議で提案することが話題になっている。東京の金融市場が始まる時間を世界で最も早くすることで、金融 機関の拠点を日本に置く動きを促す狙いのようだ。


クローン人間をつくることが生命倫理学に抵触するといったレベルでないにしても、「標準時」を早めるということが地球物理学の尊厳を冒涜するものでないかと云う気がする一方、サマータイムをフルタイムにするだけでないかと云う気もする。また、アベノミクスを確実なものとするためには”なんでもあり”といった気もする。よくわからん。この提案「小満」とまでも云えない。