大臣の発言


6月というのにすがすがしい朝だ。庭の朝顔や四つ池北斜面一面に黄色いじゅうたんを敷き詰めたようなタンポポの一種が風に揺れる様がそんな感じに拍車をかける。梅雨空でもなく、夏のスカイブルーでもない中途半端な空だけれど、風と風の間には確実に暑気が紛れ込んでいる。油断禁物、夕方には予報通りゴロゴロと雨。おまけに、竜巻情報まで。


初夏のこんな気持ちのよい天候には、「清々しい」という言葉での表現が適切だろう。うっかり「爽やか」などと表現したら多治見の俳句の先生shionさんから、秋の言葉ですよとメールが来そうだ。



多治見と云えば古屋国家公安委員長、警察の元締めの親分の交通取り締まりに関する発言が物議を醸し出している。多治見が選挙地盤だけについつい心配してしまう。


「歩行者が出てくる危険もない道で制限速度50km。流れに逆らわなければ70kmぐらい出る。」だから20km超過を取り締まるのはどうかと摘発手法に疑問を呈した。元締めの大臣がここまで国民に向かって発言すれば、「ネズミ捕り」はどうか、「物陰に隠れて一旦停止取り締まり」はどうかなどと異論噴出は必至だが共感する人も多いだろう。


大臣のこの類の発言は、内部で警察幹部に問題を投げかけるべき事柄ではないだろうか?