リニア新幹線に乗れるか?


から梅雨模様の週末が明けたら、降水量の帳尻合わせのためかもう台風が向かっているようだ。午後になると気のせいか、吹く風にも台風の気配が感じられる。


栗とか柿は秋の実の存在感があまりにも大きいので、初夏のそれらの花は疎んじられ秋の実を見るまではほとんど雑木に等しい存在だった。ところが、ブログでクマさんの日記を始めてからは、季節の風物としてブログのネタにしようと必ず立ち止まって、その梢をしばらく見上げるようになった。幸い、ネット回線では匂いまでは届かないので下ネタまでカキコすることもなく好都合の栗の花だ。



先月の高校同窓会で来年の代表幹事としての挨拶をした。14年先にリニア新幹線が開業するが、その際自分ひとりで東京まで行ける人はきょう集まった130人の内1割もいないだろう。それほどの年齢になったのだから・・・・。と。


先週JR東海から2027年開業のリニア中央新幹線の駅の姿が発表された。全車両が指定席で完全予約制。チケット不要の販売モデルにするため駅に切符売り場を設けず、販売担当の駅員も置かない。待合室や売店も造らないとのこと。ここまでコストカットするとはつゆ知らず、あんな挨拶をしたのだが、そりゃ85〜86歳のジジババがひとりで行くのは大変だ。


いま、名古屋に行くのにマナカとかいうICカードの買い方、使い方がわからないので券売機に現金を入れて切符を買っている。われわれの年代は大抵そんなもんだろう。


駅とは本来人が集まり地域発展の拠点であるべきで、鉄道会社は経済性だけを考えてはいけない。という公共性の一方地元の協力を得るために駅を造るのだから設備は簡単にして運営コストを下げるという営利性。そんな狭間で、我らジジババは漂流しながらもリニア新幹線に一人で乗って東京へ行けるよう願っている。