目標に挑戦し続ける精神力


台風3号の上陸は避けられたが、どんよりした空が残り、新たに蒸し暑さがやってきた。この暑さのせいか、先月の半ばに花が咲いたとブログにアップしたばかりの庭のキイウ、もう実ができてきた。これから真夏の日光をいっぱい浴びて秋にはビタミン豊富な実の収穫ができそうだ。


先週のBSプライムニュースとNHKクローズアップ現代で、史上初めて80歳でエベレスト登頂に成功した冒険家の三浦雄一郎さんの快挙に関する番組を放映した。両番組とも珍しく居眠りせず最後まで見た。


ヒマラヤに出発する直前の検査で、脚力や、背筋力などの測定値が5年前より上昇。けがで低下していた腹筋力も劇的に回復していたのだ。老化の常識を覆す結果が出ていた。運動生理学や老化防止の専門家は、その秘密は、三浦さんが独自に編み出した「ヘビーウオーキング」とよばれるトレーニングと、高い目標を掲げて努力を続ける精神力にあると指摘する。どうすれば老いに負けずに生きられるのか。三浦さんへのインタビューと専門家の分析から、その秘訣を探っていた。


多治見のブログ仲間の同級生M君、先日も裁判官に脅迫されたと裁判官を告訴するほどの熱血弁護士。同級生の主宰するローカル紙に弁護士日記と云うコラム欄を持っていて今回は珍しくお堅いことを書いていた。中高年者の集まりでの挨拶。マッカーサー元帥の座右の銘でもあった米国の詩人ウルマンの「青春とは」を引き合いに出して語り、最後に「常に目標に挑戦する心、子供のような好奇心に満ちた探究心を持ち続ければそれは人生の喜びとなり、心の青春が終わることはない」と結んだ。と。



経営セミナーなどでしばしばお目にかかるこの詩。全文は長いので出だしだけをあるセミナーでのテキストより引用。
<青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける(きょうだをしりぞける=臆病心を後退させる)勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。>以下略


三浦雄一郎さん、ウルマン、M君に共通するキイワードは「目標を掲げて挑戦し続ける精神力」。この精神力をつかさどるのは脳の前頭葉前頭葉の働きは使い続けておれば老化することはない。三浦さんの前頭葉は小さくなっていない。とテレビの先生は解説していた。
前頭葉のことだけを考えれば麻雀もあながち「亡国の遊戯」などとは言えない。