プラス志向


7月に入って早くも4日。ここに至って、本格的な梅雨入りの感じだ。きょうは、特に蒸し暑い。庭のユリも6月初めに咲き始めた何とも品のない赤黒い色のユリの花に代わって名前からして、「ル・レーブ」と気品高いうすいピンクのユリが咲き始めた。「ユリ」と一口に云っても品種は130種もあるそうだ。そういえば、もうそろそろ咲き出す高砂ユリからカサブランカまで。百均からブランドショップまでのように多彩だ。



きのうの北みよし地区のグラウンドゴルフ大会で一緒にラウンドした初対面の人。コースの設定の仕方が悪いだの、人工芝にしては砂が多いなどと不平不満を誰となくほざいていた。こういう人のスコアーは言うまでもなく大したことない。


先月子供の頃の仲良しグループで富士山温泉へ旅行したとき、整体院を開業している友人がこんな話をしていたのを思い出した。同じむち打ち症の患者でも、治り方が全く違うという話。一人は、むち打ちになった原因に対し、文句と不平不満を誰ともなく、ばらまいている人。もう一人は、その原因や痛みを、自分の良き経験として納めている人だそうだ。どちらの患者の治りが早いか・・・。誰もがわかるところだ。


その彼が言うには、自分の内側にある回復力に差が現れると言っていた。前者の方は、体中にマイナスの敵意のエネルギーが充満するそうで回復力は下がり、後者の方の身体には、プラスのエネルギーが存在するので回復は早いそうだ。人間、あらゆることにマイナス志向で行けば結局は自分が惨めな思いをするだけ。プラス志向で行けば先が開ける。結局はそういうことだろう。きのう一緒にラウンドしたおじさん、いいことを思い出させてくれた。