モグラ対策


終日断続的に雨が降り続く。山口や島根では「今までに経験したことのない」大雨が続いているようだ。三好丘でも、土曜日の日の出は異常だった。日の出の時刻から30分くらい経っても太陽は水蒸気をたくさん含んだ気流に包まれたためか鈍い光を放っている。肉眼で見ても眩しくない。


早朝のウォーキングをしていても、ひんやりとした夏の早朝特有のすがすがしさには程遠い。オーバーな表現をすればサウナのなかに入っている感じだった。



最近、家庭菜園のあちこちでペットボトルで作った風車がカラカラと音を立てて回っているのを見かける。日曜日の朝、月一回の一斉草刈日で30数人が集まる。風車を立てている区画の人に尋ねて疑問がとけた。モグラ対策らしい。


本格的に作物つくりを手掛けている人ほど、モグラの被害が多いようだ。ウチのように夫婦で押し突け合って仕方なしにやっているところにはモグラも遠慮しているようだ。このペットボトルで作った風車で、振動をおこし忌避させるというものらしい。


一生懸命やっている人ほど被害に遭って、怠けている者が遭わない。これは不条理だ。そんなことを云っていると、風車の振動で逃げ出したモグラがウチの畑に逃げ込んでくるかもしれない。いや、そんな振動なんかすぐ慣れっこになってしまうから効果はないだろうよ。静かに見守ろう。