韓国との関係

週末はからっとした夏空にギラギラの太陽。小学校のグランドでは地域の夏祭り、三好池や岡崎では花火大会。まさに”夏の真っただ中”だ。とはいえ、土曜の朝も日曜の朝も日の出前後の早朝ウォーキングでは心地よいひんやりとした空気が肌に当たりどことなく、”秋”の兆しすら感じる。


それもそのはず、あさって7日は二十四節気のひとつ「立秋」だ。たしかに立秋といっても、日中は真夏の暑さだ。しかし、その暑さの奥にかすかな秋の兆しを探り出すこと。これこそが、「季節を探る」といった日本人が古くから培ってきた季節感だろう。


「暑中見舞い」から「残暑見舞い」に変わってからではこのヒマワり畑の写真も似合わない。丘陵地の中で唯一見つけたやせっぽちのヒマワり畑。去年咲いたものがそのまま肥料ももらわず今年咲いる感じだ。痩せている。

10年以上前になる。カミさんが友人達と韓国旅行に行った。当時韓国では「冬のソナタ」が放映されていてヨン様の演じるジュンサンのマフラーの巻き方が大流行していたそうだ。カミさん、日本でもきっと流行するから覚えておいた方がいいよとマフラーの巻き方を教えてくれた。


そんなこともあったせいか、冬ソナがBS2で放送された時も総合テレビでやったときも2度も見てしまった。韓流ブームのきっかけをつくったのがこの冬ソナだった。そして、このブームが日韓の間に親近感をもたらし自然な行き来にもつながったと思う。


昨今の出来事をみていると、その関係がどんどん壊されていくようで悲しい。日本企業に対し元徴用工への損害賠償が命じられ、サッカー会場では政治的な横断幕が掲げられ、米国内には従軍慰安婦像が設置され・・・・。思い起こせば去年の夏当時の大統領が竹島を訪れて以来、あっという間のきしみ拡大だ。


一番近い隣人なのだ。音楽、料理、ファッションなど自然な行き来につながる糸口は韓国にはまだあると思う。