何度も通った道


このところの猛暑はついに「今までに経験したことのない」暑さにまで及んだ。きのう国内最高気温が塗り替えられた。高知県四万十市が日本一暑い都市だ。出身地を尋ねられ多治見と答えると「あの日本一暑い街ね」と話が弾んだが、きょうからは「かつて」と三文字余分につくようになってしまった。


けさのテレビのニュース。横浜の植物園ではこの暑さに桜が狂い咲きだとか。そういえば、ここ三好丘でも土曜日のことだ。ウチのすぐ下の四つ池脇の雑木林でフジが一房だけこんな真夏に異彩を放っていた。


けさのこと。丘陵地の畑の土手にメマツヨイグサの葉にアメリアサガオがツルを巻きつけて抱き合うようなかっこうで咲いているのではないか。アサガオの方がこのところの暑さに参ってマツヨイグサに寄りかかっているのではないかと、推測しまうほどの暑さだ。                       



先週の水曜に「朝型人間」と題する日記の中で、やりたくない勉強を先送りしている間に朝型勉強、朝型人間になってしまった。そんなカキコをした。


金曜日の朝日新聞天声人語が自分のような人間のことを分析していた。問題を先送り傾向の強い人は、弱い人より飲酒、喫煙、ギャンブルなどの習慣を持つ人が多い。と。見事、図星だ。


酒もたばこもギャンブルも「あしたからは、やめる。だから、きょうだけは」。この道は何度通った道だろう。