中国との肌合い


朝夕は涼しく、日中はからっとした暑さ。「処暑」を境に本当にしのぎやすくなった。家庭菜園では夏野菜もそろそろ店じまい。どこの畑でも、このところニラの花が咲き始めた。高さ50〜60cmほど、葉っぱのてっぺんのところに細かく白い小さな花がいっぱい咲いている。この葉っぱがニラレバ炒めや餃子に使うニラだ。独特の臭いだ。


「云うまいと 思えどきょうの 暑さかな」ほんとに暑い最中ににはこんな川柳を口にする元気もなかった。暑さが少し和らいだから、こんな川柳もあったと思い出す余裕が出来たということだろうか。ついでに、受験時代に「You might think but today's hot fish]を真剣に和訳して、あとで種明かしを聞いて大笑いしたことまで思い出した。  hot fish→熱い魚→あつさかな



カミさん、中国は上海、桂林へ行っているが北京へ行ったことがない。死ぬまでに一度万里の長城へ行きたいと云うので、お安い御用と引き受けたものの、春は大気汚染がひどいということで欧州に変更。秋になったら・・・・。どうも空気が悪い。まだ、思案中。


中国4千年の歴史でその遺産はすばらしいものばかりだ。しかし、そこに住む人たちとの肌合いに、どうしても違和感がある。西安に行った時の現地ガイドの中国お国柄の話が印象に残っている。


● 13億の人間の中で生き抜くためには他人のことなどかまっていられない。→整列に割り込み、道路を横断する歩行者の決死の覚悟

● 互いに裸で風呂に入っているのに、どうしてトイレは個室でないといけないの?→観光地や都市ではないが、田舎では仕切りがあっても上か  ら覗けるニイハオトイレ。


国家同士の肌合いも、最近はどうもおかしい。あるときは世界二大大国風を吹かせ、都合が悪くなると新興国面をする。付き合いにくいお隣さんだ。