停電して思ったこと


きのうのあれだけ大雨も今朝にはあがり、午後からは久しぶりの青空と夏を思わせるような日差しが戻った。おとといアップしたパンパスグラスの脇にタマスダレが咲いていた。ウチの庭にもあるがまだ咲いてない。いつ咲こうが誰からもあまり注目されない地味で特色のない花だが、律儀にもヒガンバナ科の花らしく彼岸花と同じ頃に咲くだろう。


そんなタマスダレの近くに鮮やかな青紫がひときわ派手る花が咲いているのだから、余計に地味に映るのだ。この花の名前はいったい何だろう?最近は名前を調べる根気がなくなった。きのう、きょうと名前不明の花の2連発だ。shion様ならわかるだろう。



きのうの午後から夜にかけての雨は東海地方に少なからぬ被害があったようだ。実はウチにも被害があった。大雨の最中に停電した。落雷があって広い地域のものだと思った。ところが、隣近所は点灯している。ウチだけだ。下がったブレーカーを元に戻しても戻らない。お手上げ。中電にヘルプ。大雨で大渋滞の中を1時間位で来てくれた。待たせて申し訳ないと恐縮していた。


10分ほどで原因は分かった。屋外にあるコンセントから電源を取って庭にセンサーライトをつけている。雨でショートしたのだ。中電の過失があってショート、停電となったなら飛んで来て修理するのが当然だが、このケースは素人の自分がセンサーライトを取り付けてショートしたもの。出張費用ぐらい請求したっていいじゃないだろうか? 勿論、昨日の場合は請求がなかったから支払わなかったが・・・。


こんなことのために要員を確保しておけば電力コストが高いものになるのも当然だろう。発送電分離とか電力自由化になれば、会社によって出張サービスが契約時のオプションになるとか、車でいうJAFのような組織の電力版ができるかもしれない。大雨で停電して、電力会社のサービスのありがたさが身に染みた。自己責任主義の米国だったら、自分の家だけが停電なら自分で処置してくれと云われるのではないだろか?