五輪東京開催効果


秋を感じられる一日となった。いつのまにか朝5時過ぎてもまだうす暗い季節になった。そして、めっきり朝晩は涼しくなった。あす7日は二十四節気の「白露」、本格的な秋の到来で、大気が冷えてきて草花に朝露がつくようになる頃だ。丘陵地にある雑木林を通りかかると木々の青い実が目立つようになった。写真のどんぐりも今スタンバイ中だ。


先日の同期入社仲間の定例飲み会。出席者総評論家の話題の中では特に2020年五輪東京開催のことに熱が入った。というのは、前回の東京五輪の年1964年に我々は社会人デビューした。新幹線も高速道路もみな五輪開催にあわせて開通した。東京五輪開催によって日本は戦後復興を果たしたと云える。


それだけに、再び東京五輪となれば、前回が戦後復興を成し遂げたように、現在の日本経済のモヤモヤを晴らす糸口になるのではないかという希望を持つものだから熱が入った。そして、あさっての開催地決定投票を控え、マスコミの報道も熱を帯びてきている。


我らが評論家衆の結論は大体こんなものだった。東京五輪開催が決定したならば・・・。1.消費税率上げはほぼ確実。 2.税率上げが明確になれば株高・円安というのが市場の流れ。 3.五輪はアベノミクスの強力な支援材料として、デフレ脱却を促す。