オール善ノー悪


日中は薄曇りながら、これが10月の気候かと思われるような蒸し暑い日が続いた週末だ。ひきだしの中で出番を待つ写真に押されてクマさんの日記も日曜出勤だ。豊田・緑化センターの本館グリーンホールの中の植え込みにナギイカダという樹高1mほどの常緑樹がある。不思議な木だ。


長さが5cmほどの葉っぱに1cmにも満たない花が咲くのだ。じつは枝が変化して出来た葉状枝だそうだ。では、葉はどこにあるのか?写真を撮るのに夢中で質問し忘れた。花の後は赤く熟した実となる。名前の由来は葉が似ている針葉樹のナギと葉の上に花の咲くハナイカダを合わせたもの。



このとこころの米議会の混乱は、オバマ大統領が推進する医療保険改革をめぐる与野党の意地の張り合いが原因だろうが同盟国にとっても迷惑千万だ。自由の女神の中に入れなくてもいいが、大統領が外遊日程をキャンセルしたのはいただけない。


この混乱ぶりの報道に接するたびに、先日受講した「本当は淋しいアメリカ人」の内容と重なるところがあって興味が倍加する。講座でこんな話があった。米国人は交通事故を起こしても絶対に自分が悪いと云わない。つまり「自分の中には悪はない。善ばかり」このようなピュア―な思想に根差したものだ。この思想の背景にあるものは何か?


歴史的には敗北の歴史がない。封建社会社会主義社会などの体制の変革の歴史がない。いきなり利潤追求の資本主義社会、全員参加の民主主義社会にになっている。教育的には、共産主義への恐怖、国家への忠誠が徹底している。             


こうした背景の延長線上に国家に自分の健康まで干渉されることはない。自分のことは自分で守る。だから医療保険改革や銃規制に反対の立場をとる共和党とその反対の立場の民主党のせめぎ合いが起きているということだ。「だから民主主義はダメなんだ」と独裁国家の高笑いが聞こえてきそうだ。