みのもんた


台風27号に対する備えは結局空振りに終わった。防災担当大臣が「空振りを恐れず・・・」と異例の呼びかけをしたほどだ。空振りも良しとしよう。


台風の去った週末は天気にも恵まれ、台風対策の後片付けやら庭や畑の夏から冬への衣替えに忙殺された。家庭菜園では今年最後の一斉草刈と数か所ある水槽へのホースの撤去と格納で冬眠準備だ。ウチでは夏の間活躍したゴーヤの緑のカーテンの撤去。


台風が来ようが、一斉草刈があろうが、その合間を縫って連日麻雀は繰り広げられている。その一方では、けさ病院に行くと次回の予約日は来年1月7日と告げらえた。夏から冬への衣替えが終わったら、もう来年の話。移りゆく時の速さにただ驚き入るばかりだ。


緑のカーテンの撤去の際、まだ咲いているが、季節替わりということでついでに庭のポーチラカとランタナも抜いてしまった。その代り、旺盛な繁殖力でグランドカバーとして役立っているヒメツルソバが一段と目立つようになった。




草丈は5〜15cmで花は小さな花が球状に集まってコンペイトウのような形をしている。畳2畳分くらいの一角を覆うように咲いている。このヒメツルソバに覆われた一角にもやがて紅葉が始まるだろ。右の写真は去年の11/30のもの。暖かさで紅葉も遅れ気味だ。花と紅葉が同時に楽しめる珍しい植物だ。




新聞の広告欄を見ると二大週刊誌でみのもんた批判が続いている。酒の飲み方が品格に欠けようが、豪邸を建てようが本人の勝手だろう。息子のコネ入社を責めるが、入れた方にもメリットあってのことではないか。別にみのもんたファンでもないが、たかが息子の犯罪で、番組から降りる降りないは自分が決めることで、あそこまでの糾弾はやりすぎではないかと思う。


先日の記者会見をニュースでみた。不祥事を起こした組織の責任者の記者会見を何度も見てきたが、それらの会見と比べると、当然のこととはいえ、しゃべることを商売にしているだけあって台本もなしで間の取り方も心得て聞かせるものであったと思う。


だからといって、同情するわけではない。成人して独立した息子が罪を犯したからといって、親はここまで糾弾されなければならないのかという意見もあるだろう。しかし、朝の番組では、正義の味方を気取って随分と当事者を追い詰めた。そして、辞めなければ収まらない日本の風潮を作った内のひとりが彼自身ではではなかっただろうか。答えは自ずと出てきて然るべきだ。