泰斗式(たいとしき)


久方ぶりに”氷点下の朝”を免れた。2月は本来休みのはずのグラウンドゴルフ、みんなのリクエストで3回だけ設営した自主トレ日のうちの第1回目。自主トレにはもってこいの日和となった。夕方から雲行きが怪しくなりあすは雪に警戒とか。


ラジオ深夜便のきょう2月13日の誕生日の花はキンセンカと伝えていた。ウチでは「冬知らず」と云っている丈夫であまり変わり映えのしない地味な花だ。ウッドデッキの下の雑草に混じって去年までは咲いていたのに今年は咲いていない。きっと雑草に負けてしまったのだろう。変わり映えのしない花でも咲いていないと淋しいものだ。去年のものが代役だ。



元服にちなんで数えの15歳を祝い、おとなになる自覚を深める行事を立志式という。こうした行事を中学で行っているのをテレビで見かけたことがある。わが校区の中学でもやっていることを始めて知った。そして、きょうの午後その行事に関わるボランティアを体験した。


その中学では泰斗式と云い3日間の職業体験と地域貢献活動をクラスごとに行うというものだ。その活動は清掃活動。38人のクラスを6班に分け、豊田市との境にある道路や雑木林の中のごみ拾いだ。先導役をつとめた。



このごみ拾いの活動が、おとなになる自覚を深めることにどれだけ役に立ったかはわからないが、子どもを育てるのには学校・家庭・地域の連携の大切さを改めて感じた。昔のように、登校前に焚火を囲んで、夕涼みの縁台で近所のおじさん、おばさんから学ぶことがなくなっただけに余計それを感じる。