春分


春分の日から続いた週末3連休が明けたら、春の日差しに冷たい風も解消して名実ともに春が来た感じだ。グラウンドゴルフのホームグランド桜公園、その遊歩道の土手のユキヤナギも遠くから眺めると枝に雪が降り積もったように花が咲き始めた。春先のロウバイ、マンサク、サンシュユなどの黄色い花から、ユキヤナギハクモクレンなどの白い花の先駆けだ。


彼岸の墓参りに行く車中のラジオでパーソナリティーが案外知られていないが、実はこういうことだよと云っていた。「春分」というのは季節の分かれ目ではなく、昼と夜の長さが等しい昼夜等分の意味であること。そして、そうかといって春分の日には厳密にいうと等分になっていない。と。


春分の日の名古屋の日の出は5時55分、日の入りは18時4分で等分になってない。春分の4日前に等分になるそうだ。その理由は、太陽が地平線に頭を出した時が日の出の時刻で、地平線から太陽が消えた時刻が日の入りになる。つまり、太陽の直径の分だけズレが生じるということらしい。


へぇ〜そういうことか。こんなこと、知ってる人にしてみれば何でもないことだろうが、我々普通の人にしてみれば何か凄いことを知ったという新鮮な喜びがある。大相撲春場所で優勝した鶴竜がモンゴル人と知って大きな落胆をした、それと逆の関係にあるような気がする。

 ユキヤナギ 
春がめぐれば和菓子もはなやぐ。メイちゃんパパさんの土曜日のブログでもご自身で関東風、関西風の桜餅を実際に作って解説を添えていた。かねてより思っていたが、桜餅の桜の葉は食べてもいいのかどうかいつも迷う。むいて香りを楽しめばどっちでもいいような気もするが、どうだろう?


春分がらみの3連休を境に「寒い春」から「暖かな春」に季節は移り変わった。今週は暖かな日和に桜の開花宣言を待つ日々となりそうだ。