かきに赤い花咲く


連日の汗ばむほどの初夏の日だ。「小満」を過ぎる頃ともなれば、秋の味覚の栗や柿の木にも花が咲き始めている。きのうのウォーキング中にまだ青い栗の花を見つけた。つつじの剪定中に柿の花を見つけた。柿の花には思い出がある。


♪ かきに赤い花さく/いつかのあの家  ゆめに帰るその庭/はるかなむかし  小学唱歌「思い出」の一節だ。ガキ仲間のブログで柿には赤い花が咲くか?とか ♪ 木枯らしとだえて/さゆる空より 地上に降りしく/ 奇しき光よ ものみないこえる /しじまの中に きらめき揺れつつ/ 星座はめぐる 文部省唱歌「冬の星座」の中の「ものみないこえる」とはどういうこととかなどとブログが炎上とまでは行かなかったがくすぶったことがあった。


もちろん、柿は赤い花でなく写真の通りクリーム色だ。垣根に赤い花が咲くという意味だ。ついでに、「ものみな・・・」は「もの、皆憩える」ということだ。昔の唱歌は讃美歌や外国民謡に日本語の歌詞をつけたので難解になるのだろう。



2016年から8月11日が「山の日」として祝日になるそうだ。サンデー毎日だからどうでもいいようなものだが、ただでさえ祝日が多いのに、海だ山だと言い出して祝日を増やして行くのはいかがなものか? 安易に休日を増やして、実質賃上げをするようなことをするならば、労働時間規制の見直しも併せて行うべきでないか。休日や残業代よりは徹底した成果主義賃金に本腰を入れる時期に来ているのではないだろうか。