駅前の賑わい創出


台風8号が接近中。夜半から未明にかけて最接近のようだ。この時季あちこちでギボウシが咲いているのを見かけるようになった。暑い最中に涼しげな色で咲いているので印象深い。1株や2株でなく群生していることが多い。             


ウチもウッドデッキの下で咲いている。きょうはあいにくの天気でウチのもののアップはパスして、先日の「季節の花めぐり」のとき緑化センターの夏木立の中で咲いているギボウシをアップした。


名前の由来は橋の欄干の上にある、玉ねぎをさかさまにしたような装飾物が「擬宝珠(ギボウシ)」。この花のつぼみが「擬宝珠」に似ていることからの命名とか。



台風接近による警報発令中の午後、それにもかかわらずおよそ300平米のイベント広場には受講者・スタッフ合わせて約80人が集まった。そのスタッフの一員として参加した。場所は名鉄豊田線三好ヶ丘駅前のカリヨンハウス1階のイベント広場だ。そもそも、カリヨンとは、鐘楼建築物に演奏用の鐘を設置したものをいう。ここでは毎時鐘による曲が自動演奏される。


みよし市がUR都市再生機構からこの建物を買い取り昨秋にリニューアルした。2階に市役所の支所、図書館、コンビニが入居。1階は地域住民が主役となる拠点のにぎわいプラザとして、子育てふれあい広場、多目的室3室、音楽室、イベント広場、市のビジターセンターなどがある。



子育て支援や公的サービスの面ではリニューアル後充実した面がある。ただ、駅前のにぎわい創出の面では全くと云っていいほど機能していない。この現状を見て居ても立ってもいられず腰を上げたのが、わが公民館で毎月「ひだまりの集い」を主宰していたHさん。来年は80歳になるということで昨秋リタイヤーしたのに・・・。その熱意にほだされてスタッフとして参加。


今回は今まで培ったノウハウを活かし「はっぴー講座・三好ヶ丘駅前を賑やかに」と題するイベント名でフラワーアレンジメント講座(受講料500円)、手作り漬物の試食会、地元産野菜・卵の販売、コーヒー・茶菓子で懇親会と盛りだくさん。参加費200円。



1日の乗降客数が8千人の三好ヶ丘駅。通勤と通学の利用者ばかり。その駅前の賑わい創出と云っても余程の”何か”がない限り集客は困難だ。今回のイベントもHさんの人脈で集まったものだ。市も地元に丸投げするだけでなく、血税3億円も使って買い取るなら、きちんとした青写真があってこそだ。余りにも気前が良すぎるというか、計画が杜撰というか・・・。


若い人の知恵を出させるべきだ。この駅はグランパスの練習場、独身寮の最寄駅だ。しかも、豊田市みよし市がホームタウン。カリヨンハウス1階のみよしビジターセンターの中でグランパスグッズを売ったり、イベント広場で選手との交流会などを企画するのもいいのではないかなぁ〜。わざわざ、来る”何か”を、こんなおじさんでなく若い人が考えるべきだ。