情報流出


この地方もきのう梅雨明けだったようだ。さぁ、夏本番だ。振り返ってみるに、今年の梅雨はよそでは大雨もあったが、この地方では梅雨らしいしとしと雨が降り続く、なんていう印象はまったくなかった。この地に限って云えばカラ梅雨に近い状況でなかっただろうか。


きょう7月22日の誕生日の花はペチュニアだとラジオ深夜便は伝えていた。そういえば6月の初め、自宅の門の下の敷石の継ぎ目の隙間に根を張って咲いている”ど根性ペチュニア”をアップした。そのペチュニアが条件の悪い環境にもめげず、根性でまだ咲き続けているので再びアップ。



夏休みに入った小5の孫がある郵便物を受け取りにやってきた。そのとき、グランパスの「12」番のユニホームを持ってきて見せてくれた。サポーターは12番目の選手と云う意味らしい。土曜日の豊田スタジアムの観客全員がもらえたそうだ。よほど嬉しかったとみえてわざわざ持ってきて見せてくれた。


個人情報流出で世間を賑わしている、ベネッセコーポレーションから封書郵便が届いた。宛先を詳しく見ると我が家気付の娘夫婦と孫宛だ。数年前フランス赴任から帰国する際、新学期が秋の現地と春のこちらの関係で3ヶ月ほど娘と孫だけが一足先に帰国。我が家に居候していた。その時にベネッセを利用していた関係で詫び状が届いたと思われる。それを受け取りに来たのだ。


ベネッセなどと何の縁もない我々の年代の会話の中では、なんでこんな大騒ぎをするの・・・がもっぱらの意見のようだ。しかしよく考えてみると、個人情報は振り込め詐欺などの犯罪、訪問販売などの基礎データとして使われるから、情報を持つ企業や行政は外部に漏れないようにする義務を負っているのだ。ベネッセのような「親子データ」は詐欺集団にとっては特においしいデータだろう。


この情報流出が明るみになった当初、情報が漏れないようにする義務を負っているベネッセが被害者ヅラをしていたようにみえてならなかった。そう思ったのは自分だけではないと思う。報道もベネッセに好意的で情報を買った側に批判的に思えた。「個人情報と企業の責任」を今一度考えなおしてもらいたいものだ。