どっぷり海外依存の食事
39.4度で日本一の暑さを記録した多治見、金曜だった。地域の夏祭り、花火大会の土曜、日曜。まさに、盛夏を五感で感じる先週末だった。多治見の連中のブログにエールを送っておいた。
「きょうの多治見は39度越えで日本一の暑さ。おめでとう。
多治見高校なんか、甲子園に出るのさえ至難のワザというのに
”暑さ”なんか簡単に日本一になってしまう。えらいもんだ。
38度線突破しても戦争にならんだけええじゃないの。」
それにしても、暑さを表現するのに「酷暑」「極署」「猛暑」などがあるが、「炎暑」がこのところに暑さにふさわしい表現でないだろうか?体感に訴える気温の高さだけでなく、視覚的な眩しさも含んだ表現だから。
土曜日の午後の麻雀荘、エアコンがフル回転しても焼けついた鉄板の天井には追いつかない。これほど過酷なことはない。こんな場合には「酷暑」がふさわしいのではないだろうか。こんな時に、麻雀荘の窓越しに見える、つるののびたアサガオが一服の清涼剤だ。
いつもコメントを寄せていただくメイちゃんパパさんのブログに高級寿司の話題がときどき載る。こちら年金生活者にはとても手が出ないので、回転すしでお茶を濁す。回転すしで国産のネタを・・・とするときゅうり巻のきゅうりだけくらいではないだろうか?今や我々の食事は海外にどっぷりと依存している。
先日新聞に出ていた。輸入された冷凍シシャモに鼠を殺す薬剤が混入していたと。この輸入シシャモ、原産地はアイスランドになっているが、漁獲した船の船籍がアイスランドであって獲れた場所は不明らしい。正式にはカラフトシシャモというから、樺太の近海ではないだろうか?それが、ベトナムにある台湾資本の会社で加工され日本にやってくる。
1匹のシシャモに、なんと多くの国名や地名がかかわっていることか。まるでマネーロンダリングのようだ。一般市場に出回る頃には身元がばれないようになっているみたいだ。その点道の駅などの食品売り場で生産者の名前と写真入りカードが出されている食品に出会うとホッとする。こうなると、我々は賢い消費者にならなければならない。最終的な選択は自己責任で自身がしなければならないから。