「ぼうさいの日」


1年の2/3がもう終わった。残りの1/3のスタート月の新しい週が始まった。縁起でもない、朝から雨降りのスタートだ。先週末は雲が多いながら適度の日照りと初秋を感じさせる涼しい風で農作業がはかどった。週末の家庭菜園は百姓日和で久しぶりの賑わいを見せた。


週末土曜30日の誕生日の花はキツネノカミソリラジオ深夜便が伝えていた。そういえば、去年稲武の大栗山の自生地へ満開の頃訪れた。キツネノカミソリより大きな花が咲くのがオオキツネノカミソリなのだ。                   


このオオキツネノカミソリと云う花はヒガンバナ科ヒガンバナ属の花でヒガンバナにそっくりだ。花弁の色はヒガンバナが濃いオレンジ色、こちらは薄いオレンジ色。両者とも扱い方によっては有毒。キツネの出るような薄暗い場所に咲き、葉がカミソリに似ていることからのネーミング。この大栗山は国内最大級の自生地と云われている。



きょう9月1日は「防災の日」。大正12年(1923年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものだ。この地方でも相当揺れたらしくおふくろから地震の恐ろしさをよく聞かされたことを思い出す。激しい揺れが襲ったのはどの家庭でも火を使っているお昼時で被害を大きくしたようで、火の始末にはことのほかうるさかった。


体験の継承ほど大切なものはない。しかし、それを重ねていくのは大変難しい。3.11だって、やがては社会の共通体験ではなくなるだろう。風化を防ぐのは記録だと思ってこうして日記にカキコしている。通り一遍の記録では印象に残るインパクトに欠けるからちょっとスパイスをきかせた「ぼうさいの日」とした。


天災は忘れた頃にやって来る。「妻害」は死ぬまでつきまとう。きょう9月1日は「防災の日」であると同時に世のお父さん方を「妻害」から守ろうと啓発する」「防妻の日」でもある。


「災い」を防ぐにはその発生する要因を除去すればいいと云っても地震、台風相手では至難なことだ。天災は害をいかにして最小限に食い止めることでしかない。


一方、「妻害」はお父さん次第でいくらでもその要因を除去できる。裏を返せば「防妻の日」は妻を怒らせて害を発生させないよう大事にする日でもある。それが出来ない人は防災グッズ=生活用具一式を積み込んだキャンピングカーを用意しておこう。いつでも「妻害」から逃れられる。現にクマさんの日記にコメントを寄せていただく人の中にキャンピングカーを用意して「妻害」対策をしている人もいるのだ。