鉄道旅行3700kmの長さ


11月に入って1日、2日と雨模様の連休となった。3連休3日目のきょうの文化の日は雲が多いながら青空も顔を出し、昔から云われている通り晴れの特異日の面目を保った感じだ。クマさんの日記も長い間休んだり、旅行のカキコばかりだったが、きょうからはいつもながらの日記に戻ることとしよう。


気がつけば、今週の金曜7日はもう二十四節気立冬だ。暦の上では秋も終幕を迎えたことになる。その暦の上で”行く秋”を少しでも引き留めるかのようにシャバでは木々がその葉っぱの化粧を始めた。三好丘バス通りのナンキンハゼも風当たりのいい場所では紅葉を始めた。遊歩道の銀杏並木も黄色く染まり、辺り一面を明るくしている。



暦の上では季節が秋から冬に変わろうとしているのに、ウチの庭はまだ夏模様。緑のカーテンがくたびれた格好をしてゴーヤがまだぶらさがっている。5月の終わりから咲き始めて、さすがにこの時季になると大半が黒い実に変わってしまっているが、いまだに七変化の花がそこかしこに咲いているランタナ


迫りくる”立冬”に追い立てられて、緑のカーテンを片付け、ランタナを切って庭をすっきりさせた。家の中では半月も前からストーブを用意して暦の先取、外では緑のカーテンで暦の居座り。老夫婦のやってることは、なんとまぁ、ちぐはぐなことか。



きのうの新聞に小さく載っていた。北海道新幹線新青森〜新函館)のレール約149kmの締結式が1日に北海道側で行われたそうだ。これにより東海道新幹線の開業から50年を経て北海道から鹿児島県を結ぶ新幹線の鉄路約2150kmが縦貫したことになる。北海道新幹線は2016年春の開業後は東京〜新函館北斗間を最短4時間9分で結ぶそうだ。


10月10日の日経電子版にこんな記事が載っていた。旅客列車で日本一の長距離列車は大阪と札幌を結ぶトワイライトエクスプレス。総距離約1500kmを約23時間で走り抜ける。惜しまれつつ来春の引退が決まっている。実は、この寝台特急よりはるかに長い距離を走る列車がある。上記新幹線は図の上で鹿児島と北海道が新幹線が結ばれるだけで直通運転はしない。


福岡から札幌を走る貨物列車が総距離2156kmだそうだ。午前1時55分福岡貨物ターミナル駅を出た列車は翌日の午後9時15分に札幌貨物駅ターミナル駅に着く。43時間20分かかる。鹿児島から北海道縦貫する新幹線の線路が2150kmで偶然同じ距離だ。


またまた、鉄道のカキコになってしまったが、たまたま見つけた新聞記事。我々が欧州鉄道旅行で走破した距離は3700km。(アチラの時刻表は日本のそれとは違い距離が出てない。地図上の直線距離で測ったものだから正確性は欠くが・・・)よくもまぁ 乗ったもんだ。それが実感したかっただけのこと。