ワールドワイドの一日


雨の日曜から一転明るい青空の穏やかな日和となった。生涯学習講座「リトルワールドからみる異文化理解」で犬山のリトルワールドに出かけた。学芸員からの30分ほどの説明の後は各自で園内の自由見学。3度も4度も来たことのある場所なので、好天に恵まれディズニーランドの倍もあるといわれる園内のウォーキングに徹した。


帰宅したら歩数計は10kmを越していた。そんな訳で講座に関してのカキコの材料はまったくなし。強いてワールドのカキコをすれば、昼から晩にかけての食い物がワールドワイドだった。園内での昼飯がハワイのどんぶり飯”ロコモコ”、ごはんの上にハンバーグと目玉焼きを乗せてソースをかけたものだ。3時のティータイムがフランスの農家の庭でグラスワイン。帰宅して晩飯がご近所さんとイタ飯レストラン。



ワールドワイドで思い出したが、先週の何曜日か忘れたが中日夕刊の「世界の街 海外リポート」欄で「親切な街にもやはり」と題して海外特派員のこんなリポートがあった。その記者はノーベル平和賞の取材でノルウェーに出かけ深夜のオスロ空港に降り立った。
                                                    

空港の係員に尋ねるとホテルまでタクシーでは金も時間もかかる。空港特急だとホテルは駅から近く便利だと教えてくれた。駅の窓口でも切符の買い方を親切に教えてくれた。到着した駅でタクシーにホテルを聞くと徒歩10分という。タクシーに乗ったら3分で約3300円もした。翌朝ホテルを出て平和賞の会場まで歩き始めたら、何と駅の入り口がホテルの真横だったのだ。その記者は万人が善人と云う訳にはいかない。と結んでいた。



極東の島国からみればスカンジナビア半島ノルウェースウェーデンも変わりなく見える。そのノルウェーで中日の記者が経験したことと同様の体験を先日の欧州鉄道旅行の際スウェーデンストックホルムでしたのだ。先にもカキコしたが、コペンハーゲンからストックホルムに到着したのが夜10時も過ぎていた。


駅の中のファストフード店も閉店の準備をしていた。若い売り子のお嬢さんは親切に食べ物の説明をしてくれているが、どうも要領を得ない。嫌な顔もせずにこやかに気長につきあってくれた。タクシー乗り場は10人以上の列が出来ていた。最後尾にいる我々にわざわざ声をかけてくれたタクシー。乗ってホテルまで行ったら約6000円。フロントで尋ねると普段はその半分以下とのこと。翌日早朝ウォーキングで駅まで歩いたら10分位の距離だった。我々4人組がアジアから渡ってきたカモに見えたらしい。


「リトルワールドからみる異文化の理解」は難しかったが、「痛い目に遭ってはじめて知る異文化」は理解できたつもりのワールドワイドの1日でした。