リニア新幹線の心配

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穏やかな小春日和の日曜日。遅い朝食をすませてからのふたりだけのウォーキング。丘陵地の畑の中で春と秋二度咲きのキミガヨランがまだ元気に咲いている。細長く刀のような葉が多数集まって放射状に広がった根元の中心部から、 長い花茎を真っ直ぐ伸ばして枝分かれしている。 その各枝に下向きの鐘型の花を多数つけている。名前からしてユニークな花だ。


そうかと思えば冬の花スイセンが畑の土手でもう咲き始めている。晩秋から初冬への曲がり角、桜並木はすっかり葉を落とし昨日の雨で濡れ落ち葉のかたまりばかり。低木の荒れ地では、やけに黄色の葉っぱをつけた木立が目につき、いやが上にも季節の移ろいが実感させられる三好丘のきょうこの頃だ。



きのう、おとといと新幹線のカキコをしていたら、先日一般公募による試乗会の開かれたリニアのことが心配になりだした。確かに日本の誇るべき鉄道技術、しかも9兆円を超す意味ある事業だ。夢の事業が現実に近づけば近づくほど心配が増えるのは世の常だ。
                                                     

●人口減が叫ばれているなか予想している程の乗客を確保出来るだろうか?そして、東海道新幹線と大差ない料金設定が発表されたが経営上本当に大丈夫なのか? 
                                       

地震や火災などあらゆる「想定外」的災害に対する対策が真剣に考えられているのか?特に、東京・名古屋間の8割程度がトンネルになるようであるが、そのトンネル内の安全の確保(例えば車両火災、停電など)は確実なのか?
   

●工事に当たっての残土処理、開業後の電磁波障害などほんとにクリアーできるか?


13年後の開業時命あっても、乗る元気はないだろう。せめて、こうした問題がどう処理されたかは見極めたいものだ。
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