リセット休暇で思ったこと


ぽつりぽつりと遅れて届いていた年賀状もそろそろ尽きた。テレビ画面からも晴れ着姿が消えた。暦どおり、寒に入ったら冬型気圧配置で「おおむね晴れ、風が冷たい」天気だ。日常が戻った感じだ。


七草がゆ」もテレビのニュースで見るだけで我が家の食卓から消えて久しい。子供の頃は元旦の雑煮、2日のとろろごはん、7日の七草がゆは定番だった。七草がゆの食材がスーパーで売られるようになって時々忘れた頃に食卓に出る年もあったが、それも今は忘れられている。                                   


きょう7日は昭和天皇がお亡くなりになられて26年になる日だ。メディアもマックに異物が入っていたことを報じるのもいいけれど、それよりこのことをもっと大きく取り扱ったどうかと思う。


冬枯れの庭で、山茶花以外の”彩”を探してみた。ウッドデッキ下の雑草地に「フユシラズ」が咲いていた。どこから種が運ばれたかわからないが、重い冬空の下で鮮やかな黄色の小輪花を次々と咲かせている。冬から春に花を咲かせるキンセンカの一種だ。寒風の中で、じっと耐えながらバラがいつになったら花を開こうかと思案していた。



リセット休暇中に思い立ち、いっぺん云ってみたかったこと。専門的にリサーチしているわけでもなく、理論的な勉強をしているわけでもなく、単なる熊さん、八っあん的発想に過ぎないが・・・。

● 与党が衆参両院でそれぞれ2/3以上の議席を確保したら憲法改正が行われてしまう。と云わんばかりのメディアや野党の論調が気に懸かって仕方ない。国会は云うまでもなく憲法改正の発議までで、決めるのは国民投票だということが置いてきぼりにされているような気がしてならない。


● 今年2015年の世界の”火種”のランキングが発表された。きのうのテレビのニュースでやっていた。EU諸国の政情不安(英国、ギリシャのEU脱退、極右勢力の台頭など)、ロシアと西側諸国の軋轢、中国のGDPの伸び悩み などが挙げられていた。原油価格の安値がベストテンにも入っていなかった。あのオイルショックの時とは世界の情勢が異なっているものの、あの異常さを考えると今の安値の反動が必ず来るのではないだろうか?円安と原油高になったら、日本の危機だと思う。