イスラム国人質に思う


終日雲の多いはっきりしない天気。あすの木曜は先週に引き続きまた雨の予報だ。グラウンドゴルフがまた休みだ。写真は樹木の冬芽、葉痕ウォッチをしていて日曜日に見つけたハゼの木の葉痕だ。秋には紅葉が美しい。白い実がたくさんなり、和ろうそくの原料となる。


イスラム国人質事件。結果論だから何とでも云えるクマさん八っぁん談義。導火線となったのは、安倍さん慢心によるはしゃぎ過ぎではないだろうか。中東を訪問してシリアからの難民の人道的な救済趣旨で何億ドルもの支援をすると堂々と日本語でブチ上げても、現地語ではどの程度正確にメディアに流されるかわからない。



へたをすれば、イスラム国から欧米の有志連合と同じ扱いにされかねない。安倍さんの周辺がこんな心配は誰もしなかっただろうか?先の衆院選の圧勝で慢心した安倍さんのその勢いに周りは圧倒されてしまったのだろうか?人質になっている人たちとその周辺の人達のことを考えると日本のメディアも、なかなかそれを取り上げるような不謹慎なことことができないのだろか?


10年ほど前にイラクで人質になった高遠菜穂子の件で「自己責任」という言葉が社会現象になるほど取り上げられたが今回も「自己責任」論はやがてクローズアップされると思う。人の命には甲乙つけることはできない。しかし、「自己責任」でイスラム国区域内に入ると云って人質になった甲、いわゆる「武器商人まがい」の乙。水面下で国費の身代金を払ったとしたら何だかしっくりしない。


安倍さんのはしゃぎ過ぎ論も人質甲乙論も公には取り上げられなくても心のなかでそう思っているのはクマさん八っぁんだけではないと思う。