孫の一言


きのうまでの陽気から一転氷点下の朝、明日の朝はもっと冷え込むとの予報。三寒四温が繰り返されて春に近づいていると思えば、この冷たさも我慢できよう。豊田・藤岡の緑化センターでの季節の花めぐり。こんもりとした丘の上から眺める恵那山、きれいに晴れ上がった冬の空までも圧倒するような姿だ。



緑化センターといえども、この時季は冬枯れ。そんな中でも春の気配がほのかに香っている。ロウバイの甘い香りだ。裸のままの枝にロウのような半透明の黄色い花で内側が赤っぽい。先日、三好丘の知人宅で撮ったロウバイは正確にはロウバイのうちの「素心蠟梅(ソシンロウバイ)」で花の外側だけでなく内側も黄色いのが特徴。




ロウバイとともに春に他の花に先駆けて咲くのがマンサクだ。”まず咲く花”がだんだんと変化して”マンサク”になっていったといわれる。また、花がたくさんつくので「豊年満作」にちなんでマンサクになったとも云われる。純白の雄大な雪山と化した恵那山を背に春を告げる二大黄色の花が出揃った。春はもうそこまでやって来ている。



日曜日小5の男の孫が来ていた。カミさんと話をしているのを聞いていた孫が「ばぁちゃんはじぃちゃんの云うことをみんなネガティブにとらえている。それではじぃちゃん可哀そうだよ」孫からそんなことを、ネガティブなんていう横文字まで使って云われたことがカミさん、相当こたえたらしい。


けさのウォーキングの時、ショックだったその話を後ろを歩いているご近所さん達にカミさんが話しているのが聞こえた。あぁ、実に快哉。これからは、カミさんとの交渉人を孫に頼むにかぎる。