愛国心教育


朝のテレビでは画面の外枠を使って雪情報が出ていたほどの警戒態勢だったのがなんと、お昼前から青空だ。お天気姉さんが南岸低気圧のときの予報が一番難しいと云っていたが、まさにその通り予報士泣かせの天気になった。


三好丘在住でクマさんの日記にもコメントを寄せていただく「いきともじいさん」杉浦勝さんが今年も「いきもの写真展」を開催された。豊田・大林町のトヨタすまいる館1Fロビー。当人もおられて歓談した。失われ行くふるさと三好丘の自然を嘆き、そこにひっそりと生き続ける生き物たちを追い続けておよそ20年。学校や生涯学習講座で講演活動もされている。



杉浦さんは環境悪化の中で必死に生きている生き物の写真を通じて自然な森やきれいな水を守ることを訴え続けておられる。生き物をとらえたポスターは市内北部地区の全公民館・集会所に掲示されている。ブログ「みよしに生きる仲間たち」はhttp://blogs.yahoo.co.jp/sugiura_masa


およそ20年にわたる活動で環境が悪化して行く現場を知り尽くしておられるだけに、単なる趣味の生き物写真家よりずっと説得力がある。


きょうの中日朝刊、総合面の「核心」欄の見出しが、「愛国心教育 見え隠れ」。2018年度から教科に格上げされる道徳の学習指導要領が昨日公表されたことで解説をしていた。この新聞の主張は、愛国心教育が戦前の洗脳教育に結びつく恐れがあるからよくないということだろう。だから、”見え隠れ”なんという表現をしている。


村山談話河野談話に見られるように自分の国が悪い国だというような「自虐史観」に立つのが「正義」とされてきた感がある。子どもたちに自分の家族を、郷土を、国を愛し、もっと自信を持たせる教育をして何が悪いのか?見え隠れしながら、こそこそと愛国心教育はするものでなく、堂々とやればいいと思う。