新車販売の地殻変動


週末はまずまずの天気に恵まれた。きのうの日曜のウォーキングはレギュラーメンバーがお休みの関係で、日が高くなってからスタート。三好丘丘陵地一帯はあちら、こちらで野焼きの煙が立ち上り、多少は黄砂の影響があるのか、春霞がかかったような状態だった。


テニスコート一面もあるような大根畑もすっかり掘り起こされ、今年最後の切干大根が網の上に干されている。三好丘の風物詩も冬の切干大根干しから春の野焼きへとバトンタッチとなった。季節の感じを一番表しているものが「風物詩」。それが、冬から春へバトンタッチしたのだから、寒さの底から春の兆しが見えたと云っても間違いなかろう。雪柳にたくさんの花が咲き出した。



最近ご近所さんの車が国産車から赤のフォルクスワーゲンVW)に替わった。考えてみれば、麻雀レギュラーメンバーにもVWのオーナーが二人いる。準レギュラーにベンツのオーナーがいる。12月に他界し、ジャズ葬をされたFさんはアルフアーロメオだった。こうしてみると、自分に近いところでけっこう外車派がいるものだ。


先日の新聞に載っていた。昨年の新車販売にに占める「軽」のシェアが初めて4割を超えた。と。そういえば、最近のテレビのコマーシャルでは「軽」が実に多い。しかも、従来のウリ、「低価格、低燃費」から「上質な乗り心地」にシフトしている感がある。一方外車はと云えば、VWの小型車は軽の最高級モデルと価格差があまりない。ベンツの小型車は300万円を切っている。


今まであまり気にも留めていなかったが、見渡すと自家用車の販売戦線で地殻変動が起きているいるのではないだろうか?「国民の足」として親しまれて来た「軽」は高級化が進み高級車の代名詞である輸入車と競い合う時代になった。(輸入事業者が高級車中心から顧客動向の変化に合わせ小型車へと方向転換したこともあって)