トヨタ 中国で工場新設


冷たい風、グラウンドゴルフのプレイ中にも時折小雨が混じる。3日ぐずついた天気が続く。この先も予報ではお日様マークがない。菜種梅雨の様相だ。花散らしの雨で桜も葉が随分と目立つようになった。寒の戻りで、寿命の延びた桜もあるようだ。ウチから望む田園地帯の風景は「行く春」というにはまだ早い気がする景色だ。


ラジオ深夜便、きょう4月7日の誕生日の花はオドリコソウだと伝えていた。野原や土手でよく見かける。余りにもありふれていて、気にも留めないような存在だ。ホトケノザと間違えることもあるほど、よく似ている。。笠をかぶった踊り子が茎をぐるりと取り巻いて輪になって踊っているように見える。と云われるが、よく観察しないとわからない。おととしの3月に三好丘の丘陵地で撮った写真があった。



先日テレビ、新聞で一斉に報道されていた。トヨタは2013年から3年間は新たな工場の建設を凍結する方針を打ち出していたが、需要増が見込まれる中国と米国に対応するため中国とメキシコで工場の新設に踏み切る方針を明らかにした。と。


だが、ちょっと待てよ。日本企業の中には中国から撤退したり、国内に生産拠点を移管したりする動きが出ている。人件費の高騰や円安の加速に加え、カントリーリスクも根強いためだ。「石橋を叩いても渡らん」と昔から云われてきたトヨタが今、どうして高いリスクのプロジェクトに踏み切ったのだろうか?


中国に行くとやたらVWの車が目につく。あれを何とかしなければ、などという熊さん、八っあん談義の世界の話とは次元が違う。企業城下町の住人としては、城の本丸で何が起こっているか大変気に懸かるところだ。


まさか、本丸の殿が朝の連ドラ「マッサン」の見過ぎでないだろうな。「人生は冒険旅行」だなんて、冒険に打って出たわけではないだろうな。