国旗・国家


週初めの「穀雨」で土が潤い、きのう、きょうの暖かさで野山も庭も畑も緑を濃くし、開花ラッシュが始まった。つい、先日まで庭の片隅で赤茶けたくしゃくしゃの葉が繁茂していたスズラン。いつの間に、こんな緑の葉になり白い鈴がぶら下がったのだろう? 知らぬは亭主ばかりなり。


緑が眩しく、風薫る爽やかな(おっと、待てよ。こんなときにはすがすがしいというのが適切と誰かが云っていた。爽やかは、秋に使うとか。)風薫る清々しい季節に似合うのがフジの花。ウォーキングコースの雑木林にあるヤマフジが咲き始めた。二十四節気は「穀雨」を過ぎ、半月あとの節気「立夏」に向かってまっしぐらに進んでいる。



今年3月の卒業式で国立大86校のうち、国旗を掲揚したのは74校、国歌を斉唱したのは14校に過ぎないと先週の産経新聞デジタル版に載っていた。「国旗と国歌はどの国でもその国の象徴として大切にされ、互いに尊重しあうことは常識だ。そんなことがわからんのか!それができないのは、一部教職員の反発が根強いからだろう。統治能力のない大学幹部は国家公務員の資格なしだ」                                                  


大学人、しかも国立の大学人が熊さん、八っあんが如き人物にこんなことを云わしめることが恥ずかしくないだろうか?国家国旗に敬意を払う国際的な礼儀に背を向け「強制」と批判する事こそ恥ずかしい。


クマさんチも含め祝日に国旗を掲げる家庭も少なくなっている。普段から国旗と国歌を歌う教育を大切にしてほしいものだ。