女性市議のいないみよし


先週末からゴールデンウィークに入った。サンデー毎日のシルバー世代にしてみれば、ゴールデンウィークだろうが、シルバーウィークだろうが、はたまた”皆様のNHK”が云うように「大型連休」(NHKでは休暇が取れない人から何がゴールデンだという抗議が来る。とか1週間より長い休暇なのウィークではおかしい。と云う理由で大型連休に統一しているそうだ)だろうが、何だっていいのだ。


おじさんたちにとって嬉しいのは、花が咲いては散り、雨と風を繰り返し、そんな日々のあとに巡ってきたのどかなひとときががやって来たからだ。この頃になると春も深まりいたるところで陽炎がゆれ、安定した清々しい天気が続くことだ。庭に、家の前の歩道の植え込みにつつじが咲き始めて春から初夏への移ろいを感じさせる。その上、暑からず寒からずでもっとも寝心地がいいのだ。「春眠暁を覚えず」だ。


11月から3月まで冬眠していた家庭菜園の月1回の共同草刈作業がきのうの日曜に始まった。これで以て、新しい1年のスタートが全部出揃った感じだ。



金曜の日記の写真がレッドカーペットなら、きょうのっつじは野外劇場の緞帳(どんちょう)と云ったところだ。豊田・藤岡にあるつどいの丘(全トヨタ労組連合会の運営する施設)の駐車場(山を削って造成した150m×30mくらいの広さ)の山側斜面に高さは5m位はあるキリシマツツジだ。


開花時期は4月下旬〜5月中旬。そのうち花の見ごろは7〜10日間程度と短く、満開になると、遠からでも存在がわかるほどの深紅色の花びらが特徴的で、葉っぱが見えなくなるほど密集して咲いている。花びらの色は深紅色のほかに薄赤色や赤紫色があり、花びらの形も一重咲き、二重咲きなど6種類ほどあるそうだ。



 今回の統一地方選は、無投票当選が相次ぎ、投票率も低かった。それより、なにより全国790都市中住みよさ総合ランキング7位(2013年度)のわがみよし市は今回の選挙で市議会から女性議員の姿が消えてしまった。お恥ずかしいかぎりだ。このままでいいだろうかと、熊さん八っあんでさえ心配になってくる。
                                                                                       

これだけ中央集権になってくると、地方議会なんか誰に代わったって同じことという意識が有権者に蔓延しているのではないだろうか。具体的な対策は有識者に考えてもらうこととして、大枠を極論すれば、道州制にして通貨と外交・軍事以外はすべて地方に権限移譲。議員定数に年齢枠、女性枠を設ける。これくらいのことをしないと、現政権の課題「地方創生」もうまく行かないのではないだろうか。