歩いて地球一周


昨夜台風6号温帯低気圧となって、猛スピードで列島を駆け抜けていった。一転、けさは台風一過の青空が広がり日中は夏日に。老人クラブの日帰り研修バス旅行も予定通り催行出来てほっとした。


台風といえば、秋ごろ吹く暴風を平安の昔から「野分(のわき)」といって秋の季語にもなっていた。風薫る時季に野分とは、これいかに?めりはりのある四季が日本のよさであったはず。これが、だんだん崩れているような気がする。



藤岡・緑化センターのユリの木。樹高10mはある。台風6号の風で相当揺れただろう。高い枝の上の茂った葉の間に大きな黄色いチューリップに似た花が咲いている。花は大丈夫だっただろうか?


3年前老人クラブで行った「歩いて地球を一周しよう」。好評だったのでこれをを復活させようということになった。。およそ120人のクラブ員のうち定期的に何らかの形で運動している50人から60人がエントリーして毎日歩数計により計測した歩数を記録する。
                                                  


1ヶ月毎に全員の歩数を集計し例会で到達距離を発表する。目標は地球一周の4万kmとする。ねらいは、目標に向かってみんなで楽しみながら健康づくりをすることである。みんなで参加することで三日坊主になりにくい。


子供の頃、大人が押してくれるハンコが出席カードに並んでゆく。それが楽しみでラジオ体操に通った。これが、「歩いて地球を・・・」の原点だ。ゲーム感覚の楽しさが人を動かす。こうしたゲームならではの楽しさを販売促進や人事管理、社会問題の解決などに転用するゲーミフィケーション(ゲーム化)が注目を集めているそうだ。マイレージやポイント制が一例だ。


我々が企画しているのは、ゲーミフィケーションにあやかろうというような大それたことではない。朝のNHK連ドラ「まれ」ではないが、単純な”地道にこつこつ”をゲーム化して楽しくさせようという素朴な発想からなのだ。