父の日プレゼント


低く垂れ込めた雲から時折薄日が漏れて来たり、小雨がぱらついたりで典型的な梅雨時の天気だ。この時季紫陽花より少し遅れて咲き出す花がアガパンサスだ。ウォーキングの路傍で、家庭の庭先で紫や白の小花をたくさん咲かせているのを見かけるようになった。


気がつけば、あさっての日曜21日は父の日、次女がプレゼントを持って来てくれて知らされた。そして、翌22日月曜は夏至だ。こんな曇天でも朝4時半ごろから明るくなり、夕方7時過ぎてもまだ明るいはずだ。





父の日と云えば、「消える父の日」と題してけさのNHKニュースでやっていた。シングルマザーが多くなってこれまで通り父の日の行事を続けることは問題だとして中止を決めた保育園のケース。一方では家庭環境の変化を受け入れて強く育って欲しいとあえて継続している保育園のケースを流していた。


評論家は、簡単に父の日の行事を継続や中止するのではなく子供のために保護者を交えて話し合うことが大切だと指摘していた。そりゃ〜、そうかもしれないが、熊さん八っあん流に云えばこうだ。親が子どものことも考えず、余りにも簡単にくっいたり、身勝手に離れたりするからこういう問題が起きるのだ。何の罪もない子供が可哀そうだ。


それにしても、女性の社会進出が増え、自立する女性が増えることに「父の日が消える」なんていう副作用があることまで誰が予想できただろうか? 父の日のプレゼントをしてくれるような親子の絆があることが決して当たり前のことでないことに気づいたニュースであり、娘からのプレゼントだった。