7分間の奇跡


全国ニュースでは各地の不安定な天気に注意を促しているが、この地ではそんな警鐘にはまったく無縁で朝から青空の梅雨の中休みだ。きのうの朝のウォーキング、所用があって参加できなかったので夕方いつもと違うルートでひとりで歩いた。


公園にムクゲが咲いていた。ムクゲが咲き出したらもう夏も同然だ。真夏の朝咲いて夕方にはしぼんでしまう一日花だ。夕方4時頃でもまだ咲いていた。日韓国交正常化50周年の記念日だから特別興行でもしていたのかな?ムクゲは韓国の国花なのだ。 葵科の花でハイビスカス、オクラ、フヨウなど親戚筋だ。



昨年秋欧州6ヶ国を国際列車で回ってみて、車両のデザイン・色彩に関しては欧州の方が一日の長があるが快適性・運行の正確性は新幹線に軍配があがることを再認識した。


きのうの朝日新聞デジタル版に載っていた。昨年秋、東京都が五輪へ向けた海外発信を目的として海外記者を6人日本に招いた。その中のひとり、米国の映像ジャーナリストが新幹線車内の清潔さに感銘をを受け、息の合った清掃作業の様子を「7分間の奇跡」と云うタイトルで動画を制作。 http://youtu.be/kt92-ZDm-HM



東京都の動画広報サイト「東京都チャンネル」に投稿され5月だけで212万回の再生を記録したそうだ。インドで58万回、日本、米国、イタリアなど5ヶ国・地域でも10万回を超え、世界中で212万回になったという。


あの清掃作業を見たら日本人の勤勉さに世界は驚くだろう。TGVやユーロスターの一等車に決してひけをとらない新幹線700系の普通車の快適性。それに引き替え、欧州でこんな体験もした。                       


国際列車の一等車の詰まって流れないトイレ。寸分のスキもない服装のパリジェンヌがそのトイレに入って澄ました顔で出てくる。定刻より3時間も遅れてくる国際列車。この動画がこれだけの反響を呼んでいるのも当然のことかもしれない。日本はもっと自信を持とう。