「ね」の力


昨夜来の雨は午前中降り続き、午後も厚い雲から時折夏らしい日が射しこむ程度の典型的な梅雨時の天気で一日が過ぎた。おかげで市内北部地区のグラウンドゴルフ大会は中止。                        


テレビの野球中継で試合が雨で中止になった時の代替番組を雨傘番組と云う。こんな梅雨時の大会だから、われわれもきのうのうちから手回しよく雨傘番組が組んである。弁当持参で雀荘出勤者もいた。


ラジオ深夜便できょう7月4日の誕生日の花はアガパンサスと云っていた。そういえば、いま野に家庭の庭にヒガンバナに似たかっこうの紫や白の花が咲いている。先月のクマさんの日記には白い花のアガパンサスが登場したが、きょうは三好丘丘陵地の畑の中で咲いていた紫のものだ。



ブログのコメントを出したり、いただいたりするが、最初の頃は「・・・だと思います」だった。何度もやり取りする間に「・・・だと思いますねぇ」とか「思いますネ」に変わってきている。大げさに言えば「ね」一字で互いの人間関係の親密さがこんなにも変わってくる。「ね」の力は大きい。てなことをかねがね思っていた。       


そんなところへ今日配信されてきたメルマガに同じようなことが出ていた。ある雑誌の編集者が有名な会社の社長に記事をお願いした。文章を送ってもらったが、どうも納得の行かない箇所がありおそるおそる訂正のお願いのメールを送った。返信メールは「検討してみますね」だった。                            



その編集者、「ね」がひとつ付くだけで温かな心が伝わり救われた気がしたという。その後電話で打ち合わせをした。「ね」のことを話すと「気がついてくれましたか。実は一度書いた後で、どうも気になって後で”ね”を付け加えました」


「ね」の一字が人間関係の潤滑油になってますねぇ〜。