プラス志向


予報では日中は晴れ間が戻るとかだったが、そうは問屋が卸さない。雨こそないが時折薄日が差す程度の相変わらずの梅雨空。青空には程遠い一日。


今週のきょうの誕生日の花は、けっこう自分のストックの中から画像が選べるものがあって、ラジオを聴く度にほっとする日が多かった。きょう10日はシモツケソウだ


7年前の8月の伊吹山。見渡す限りのシモツケソウの群生。壮観だった。そのすらりとした姿の美しさから”高原の女王”とたたえられるそうだ。.先週の土曜、県緑化センターで見かけたものは伊吹山と比べると貧弱なことこの上なしだ。




おとといの日記で整体師をしている友人の親孝行のエピソードをカキコした。甚く(いたく)感動されたgrandmayukiさんから過分の”はてなスター”を頂戴してしまった。そこで、彼にまつわるエピソードをもうひとつ。

                             

仲間内では社長や元大学教授もチャン、クン、あるいは呼び捨てしているにもかかわらず、唯一「先生」と呼ばれている彼だけになかなか示唆に富んだ話をしてみんなから信頼されている。昨年だったか、一昨年だったかバス旅行の際に彼がこんな話をした。




同じむち打ち症の患者でも、治り方が全く違うという話。一人は、むち打ちになった原因に対し、文句と不平不満を誰ともなく、ばらまいている人。もう一人は、その原因や痛みを、自分の良き経験として納めている人だそうだ。どちらの患者の治りが早いか・・・。誰もがわかるところだ。


その彼が言うには、自分の内側にある回復力に差が現れると言っていた。前者の方は、体中にマイナスの敵意のエネルギーが充満するそうで回復力は下がり、後者の方の身体には、プラスのエネルギーが存在するので回復は早いそうだ。


この話は人の生き方全般に通じることではないだろうか。あらゆることにマイナス志向で行けば結局は自分が惨めな思いをするだけ。プラス志向で行けば先が開ける。