落書きがニュースか?


日照り続きで家庭菜園の作物も悲鳴をあげている。この暑さでは水遣りに行くのもおっくうだ。プロの農家でなくてよかった。アマだからこんなことが云っておられる。


きのう4日の誕生日の花は百日紅サルスベリ)だった。ウチの庭の百日紅も植えて10年位経ってやっと一人前に咲くようになった。7月中旬から約3ヶ月は咲いている。約100日間ピンクの花が咲くことから「百日紅」と書く。白い花の咲くサルスベリもあるが、それも「百日紅」と書くのかなぁ?
 

そんな時には「猿滑」とも書くかもしれない。”幹がスベスベで、猿も登れない”ところからそのように書く場合もあるそうだ。


この時季の野や畑には初夏から晩秋まで咲くような花もちのいい品種がずらりと揃っている。百日草や千日紅などと名前からして暑さに強く、丈夫で長持ちすることまちがいなしの花たちだ。


「犬か人にかみついた」はニュースではないが「人が犬にかみついた」はニュースだ。こんなことを聞いたことがある。この論でいったら2.3日前にニュースとして流れた以下の事柄は、果たしてニュースだろうか?ニュースとしたらどう考えたらいいだろう?


「東京のJR御徒町駅のトイレで、安倍首相を批判する内容の落書きが書かれているのが見つかった。首都圏のJRの駅では、先月から「自民党」と書かれた落書きが相次いで見つかっており、警視庁は関連を調べている。」


落書きは100%弁明の余地のない悪事だ。かといってニュース価値としては「犬が人に・・・」の類にすぎないと思う。時の政権を批判した落書きだからといっても所詮落書きは落書きだ。ニュース価値が上がるとは思えない。





トイレの政権批判落書きで警視庁が動き出したことがニュースだとすれば、考えようでは「人が犬に・・・」の方へぐっと近づくのではないか? しかし、おそろしいことではないか。


戦前の左翼運動を取り締まる特高警察をイメージしてしまう。まぁ、そんなことにはならないと思うが・・・。落書きは器物損壊罪になるとの警鐘のためのニュースとして取り上げられたと思いたい。