携帯料金下がって何が文句ある?


1週間も「夏日」が続くと自然界へもなにがしかの影響を及ぼしているようだ。豊田・藤岡の緑化センターでの「季節の花めぐり」がきのう開かれた。4年ほど連続でこの時期(10月20日前後)に参加している。過去の写真と比べてみると、メタセコイアプラタナスの黄葉が今年は遅い。四季桜のちらほら咲きが今年はまだ見られない。


木立の間に咲くツワブキホトトギスも暫く雨が降ってないせいか元気がない。葉にツヤがあることからツヤブキ。それが変化してツワブキとなったそうだが、あまりツヤが芳しくない。19日の誕生日の花でアップしたおととし撮影のホトトギスとは比べものにならないほど、今年のホトトギスは元気がない。植物にとっては受難のこの晴天続きのようだ。



組織のトップに立つと何をやっても組織を構成するメンバー全員から諸手を挙げて喜んでもらえることはまずないだろう。それが、一国を代表する総理ともなればなおさらのことだ。総理の意を受けて総務省有識者会議が携帯料金の引き下げについて議論を始めた。


業界は占有率争いには熱心だが、値下げ努力が足りないのは確かだ。しかし、民間企業が設定した価格に政府が口をはさむとは異例のことだ。きのうの中日新聞一面トップは識者の談話で云いたい放題云わせて、それがいかにも中日の主張であるかのように報道しているように思えた。「安保隠し」だの「選挙対策」だの「民間企業に負担を押し付ける疑似減税」などと。



熊さん八っあん談義

熊: ああした記事を書いている記者だって携帯料金が安くなればホントは嬉しいじゃないの?


八; 彼らは「権力」に歯向かうことが「正義」だと思っているんだ。携帯電話はきっと、会社からの支給品で自分の腹は痛まないだろうね。


熊: 総理はこのあいだから企業に投資拡大をしきりに促している。「民」にあんまり切り込んでどこかの国のように統制経済になるのだけはごめんだね。その辺の歯止めさえ、しっかり押さえておけば一般消費者にとって料金が 安くなることにそう目くじらを立てることもないと思うよ。