純と準 ガラ系人間


11月中旬並みの陽気だった昨日に比べ、やや強めの北西の風で師走らしさを感じるきょうの天気だった。昨今の暖かさで四つ池南の運動場の広さほどある菜の花畑は一斉に花開いた。春が来た感じだ。春と秋に咲く”君が代蘭”、この時期に咲いているのは果たして「早咲き」だろうか「遅咲き」だろうか?「狂い咲き」と云っては気の毒だ。



来年の日記を買い求める時期になった。リタイヤーしてから使い始めた「3年連用日記」。来年からは4冊目になる。ブログの「クマさんの日記」は”よそ行き”の日記、”内輪”の忘備録的なことは「3年連用日記」にメモすることで続けている。それで、なにかいいことがあるかって? いまさらこの年になって、代償を求めて何かをしたってしゃぁ〜ないじゃん。ボケ防止、続けてすることに意義があるというだけだ。


毎年この季節、三好丘の住宅地の中の本屋でさえ日記・手帳類の売り場にかなりのスペースを割いている。きのう本屋に行った。今年は売り場が半分くらいの面積に減っている。10年連用日記などは姿を消している。IT機器の進化の結果だろう。予定管理に手帳を使うビジネスマンは4割、スマホが3割。20代ではスマホ派が手帳派を上回っていると先日の新聞記事だ。



30年位前まではこの季節、会社から200ページにも及ぶ「職員住所録」と社員手帳をもらっていた。終身雇用制がゆらぎバブルがはじけて廃止のうねりが加速したことだろう。いまや、IT全盛時代。後期高齢者のおっさんが、麻雀の約束をすると、指をスマホにあてがって予定表に入力してやがる。クマさんくやしいが、そんなマネができない。


昨年欧州鉄道旅行に一緒したKは携帯、パソコン、カメラ一切持ってない。そこまでガラ系に徹することは見上げたものだ。クマさん、リタイヤーしたときに二つのことを決めた。「名刺・手帳持たない」「手書きの日記・パソコンのブログ」を続けること。Kが純ガラ系なら携帯は電話だけでメールが使えないクマさんは準ガラ系といったところだろう。