目標に挑戦する心


このところ、夜中に雨が降ることが多い。珍しくけさは道路が濡れてない。と思っていたのは束の間。南下していた前線が北上して昼過ぎには降り出した。早朝からの梅雨空の重苦しい雰囲気をパッと明るくしてくれるのは、一夜花のムクゲだ。夏至が過ぎたら、あちこちで急に咲き出した。夏が来た。と感じさせる花だ。                                              


一重あり、八重あり、花の色もさまざまだ。きのうの朝咲いて用済みとなった花が歩道にポタポタと落ちている様はいただけない。これが、夏の早朝の風物詩と思えば、我慢もできよう。夏の花が咲き出したと思ったら、先日行った緑化センターでは、秋の花キキョウにヌスビトハギがもう咲いていた。世の中が混迷していると、植物の世界の季節感も混迷し出したのだろうか?



多治見のブログ仲間の同級生M君、先日も裁判官に脅迫されたと裁判官を告訴するほどの熱血弁護士だ。中高年者の集まりでの講話を引き受け、そのときの話のさわりをカキコしていた。マッカーサー元帥の座右の銘でもあった米国の詩人ウルマンの「青春とは」を引き合いに出して語り、最後に「常に目標に挑戦する心、子供のような好奇心に満ちた探究心を持ち続ければそれは人生の喜びとなり、心の青春が終わることはない」と結んだ。と。




経営セミナーなどでしばしばお目にかかるこの詩。全文は長いので出だしだけをあるセミナーでのテキストより引用。<青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける(きょうだをしりぞける=臆病心を後退させる)勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。>以下略



ウルマン、M君に共通するキイワードは「目標を掲げて挑戦し続ける精神力」。今この言葉がぴったりなのはイチローだろう。もう少し前でいえば、80歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎だろう。この精神力をつかさどるのは脳の前頭葉前頭葉の働きは使い続けておれば老化することはないといわれる。そうだ、前頭葉のことだけを考えれば麻雀もあながち「亡国の遊戯」などとは言えない。