人気書道教室


久しぶりの青空。早朝の間は快適そのもの。日が高くなるにつれて厳しい暑さだ。きょう7月1日は暦の上の雑節の「半夏生(はんげしょう)」。雑節とは、二十四節気五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた、特別な暦日で「彼岸」とか「八十八夜」も雑節に入るそうだ。


この時期に花が咲き、葉っぱがペンキを塗ったように白くなる「ハンゲショウ」の季節になる。あす2日の緑化センターでの「季節の花めぐり」のメインテーマが「ハンゲショウ」なので、月曜の日記に詳しく触れることにしよう。



毎週月曜の夕方から夜にかけて地域の公民館で書道教室を開いている。プロが夫婦で小学生から大人までを教えている。公民館の当番の日にその指導振りを拝見した。女性の先生は主に小中学生を教えている。技能的なこともさることながら、受講態度や”しつけ”にまでにも及んで非常に厳しい。無駄口をたたいている者、書道の道具を大事に扱わない者など厳しく叱責し、泣き出す子がいると「男だろう。泣くんじゃない!」と檄が飛ぶ。


「優劣をつけない」教育現場、事なかれ主義で過保護が横行している家庭。だから、この書道教室に人気があって午後3時から8時過ぎまで入れ替わり立ち代り受講者がやってくるようだ。この教室は学校や家庭になりかわって本来あるべき教育・躾を書道を通じて行っているのだろう。人気があることを喜ぶべきか憂うべきか?