死語になってない「花金」


朝から今にも降り出しそうな梅雨空。そんな中で、途中に降られることもなく、みよし市長旗争奪グラウンドゴルフ大会が行われた。参加297人、内80歳以上が83人もいたとのことだ。みんな元気だ。


先ごろ、総人口に占める65歳以上の高齢者の割合が4人に1人以上の約27%に達したことが総務省より発表された。少子化と人口減の中でシニアばかりが目立つわけだ。来年80歳になる加山雄三はいまだ、元気に活動中、古希の70歳を迎えた吉田拓郎だってこの秋コンサートを開くそうだ。


きょうの大会の参加メンバーといい、元気な芸能人たちのことを考え合わせると、元気で意欲的な人が増えるなら高齢化社会にも希望が持てよう。女性で74歳、男性で71歳という「健康寿命」を、まず伸ばすことだろう。



バブル時代の終わりとともに「花金」もすっかり死語となってしまった。しかし、クマさんにとってきょうのような金曜は「心浮き浮き」、花の金曜日だ。「クマさんの日記」は土日休みにしているからだ。日記に何をカキコするか、写真はどうするか、土曜は考える必要がない。日曜になると、明日は何をカキコするかと、それが心配になる。



その上、あすの土曜は雨の予報だ。庭や畑の草取からも解放される。あすは二重の苦役からのフリー、そんなことを考えると、まさにきょうは「心、浮き浮き」花の金曜日なのだ。云い方を変えれば、苦役があるから、安息日が楽しい。毎日が安息日だったら、今味わっている「心、浮き浮き」感などないだろう。


男性平均の「健康寿命」年齢を越しても、花金が喜べるのも苦役に耐えられる健康があるからこそだ。クマさんにとっては、健康寿命が続くかぎり、花金は死語とならない。