旅支度


台風7号は関東、東北地方の太平洋沖合沿いに北上して北海道に抜けた。何の影響もなく真夏の強烈な日差しだけ残った。やれやれだ。このところ、毎朝のウォーキングで目に入る野や畑もウチの庭も夏枯れの様相だ。             


毎日の日記の小節ごとの”踊り場”を飾る画像も、この季節は事欠くが多い。そんなときの助け舟がこのランタナだ。5月下旬から11月下旬までなんの手をかけなくても、夏の暑さにもめげず、七変化で咲いてくれるから助かる。



曜日の配列の関係で、企業城下町の「盆バカンス」は今週末まで続く。きょう17日になっても車の往来も少なく、雨戸の閉まったままの家も多い。わが町はまだまだ「お盆バカンス」モードだ。                 


ここ数年来、お盆になると「死」について考えるようになった。年のせいだろう。3年前の盆に「死」の前後について話し合ったことのまとめを日記にカキコした。そのことの進捗状況をチェックしてみた。



● 最期の迎え方、葬儀、墓、相続などについてエンディングノートに書き留めることを後期高齢者になるまでに仕上げる。⇒今年後期高齢者になったが、まだできず。やってない。


●みよしの住まいは広い意味での住環境がいいから、都心回帰はしたくない。互いに一人になった時考える。⇒合意済み



●.最期の迎え方は自然な経過に任せ、延命措置は講じない。⇒合意済み


●.葬儀は家族葬。一代で終わるから墓は不要。永代供養。⇒合意済み。場所が未決。


予算、実施時期、効果まで入れたらまるで事業仕分けだ。もちろん、そんなこと必要ない。夫婦で合意したことをひとつづつエンディングノートに書き込んでいったらいいのだ。それを、毎年見直しすればいい。これが、旅支度だ。


海外旅行の旅支度は胸が躍るものだが、いまやっている旅支度は気が重い。