すくなかぼちゃ


朝方、伊勢湾を挟んだ東側の愛知では青空、西側の三重では大雨警報。と何とも不安定な天気だ。この地でも、いつ何時夕立がやってきてもおかしくない雲行きだ。


きのうのテレビのニュースで高山市郊外乗鞍岳山麓の丹生川地区で地元特産「すくなかぼちゃ」の収穫が始まったことを伝えていた。そのかぼちゃだったらウチでも先日収穫したところだ。そんなニュースにもなるかぼちゃだったのかとびっくらポンだ。


西洋かぼちゃの一種で外見はヘチマのように長細く、長さは50cm程。表皮は薄い灰緑色ですべすべした滑らかな肌をしている。ネットで検索。テレビでやっていたのは、高山市丹生川町が飛騨の伝統野菜を特産化してブランド品としたもので1個1500円前後。


ウチで収穫したものは、種苗会社から種が売出されているノーブランドの長かぼちゃの一種で、1個250円前後。葵の御紋ともいえる「すくなかぼちゃ」のシールがあるなしで値段が6倍も違うのだ。種を蒔くだけで何の手もかけずして1個1500円だったら、農業にはまるところだった。世の中そんなに甘くない。



せっかくネットを開いたからとどんな使われ方をしているかも調べた。糖度が高く、スープやデザート、煮物が多いようだ。「スープ」「煮物」「チーズケーキ」「チーズ焼き」「肉詰めハンバーグ風」など。


カミさんにどういう意図でこのかぼちゃの種を蒔いたか尋ねた。普通のかぼちゃだったら、生ごみを埋めておけば自然に芽が出てくるから、ちょっと変わったものを作ったら「どんなもんじゃろのぉ」・・・らしい。カミさんの遊び心がブログのネタを提供してくれた。