「9.11」15年 「3.11」5年半


爽やかな秋晴れの土曜だったが日曜からは秋雨前線の影響で下り坂。夏野菜の後片付けと秋まき野菜の準備に精を出した週末だった。10日土曜日の誕生日の花はクズだった。今シーズン何度もクズの写真が登場した。それらは、大きな葉に隠れていたものを、葉をかき分けて撮ったものばかりだ。中秋に近づいた今頃は、葉を押しのけて花が露出しているものが多くなった。


あまりの繁殖力で嫌われもののクズ。万葉の昔から秋の七草だ。根からくず粉がつくられるし、漢方薬にも利用されている。イメージは悪いが、”ね”はいいやつなんだ。その点、ムラサキシキブなんか、名前でトクしている。



きのうは9月11日。あの「9.11」から15年たつ。そして東日本大震災から5年半たつ。世界を「あっ」と云わせたふたつの出来事の節目の重なる日だ。5年前のこの日には、日記にどんなカキコをしていただろうか。紐解いてみた。以下2011年9月11日のクマさんの日記。


《まだまだ日中は残暑厳しい。米同時多発テロから10年、東日本大震災から半年。きょう11日は、世界を震撼させた二つの出来事の節目が重なる。、そこに何がしかの符合を感じるのは、脳裏に焼き付いた映像が二重写しになっているせいかもしれない。


9月11日と3月11日、自分としてはそれが偶然の所産にすぎないと片付けることができない。米同時多発テロの最初のテロ機アメリカン航空11便がニューヨーク世界貿易センタービル北棟に突入したのは、2001年9月11日8時46分。阪神・淡路大震災の発生時刻が5時46分、東日本大震災のそれが14時46分。そんなことも考え併せると理屈では割り切れない何かがあるのではと思いたくなる。》



あれから15年、5年半。テロや震災の脅威はとどまることをしらない。アルジェリアバングラデシュで日本人はテロの凶弾に倒れている。熊本での大地震が起きている。ここに至って北の核の脅威が現実味を帯びてきた。話し合ってわかる国ならとっくに拉致被害者の救出も出来ているはずだ。潜水艦で本土の近くまで近づきそこから核弾頭を装着したミサイルを発射されたら、防ぎようがない。


平和ボケから目を覚まし、我々国民は「進退」を決めなければならない時がきているのではないだろうか。「どうしたもんじゃろのぉ」