ぼけ三役


きょうも雲が主役の一日だ。きょうは旧暦8月15日の十五夜。今宵の月は望めそうにもない。十五夜に因んでだろうが、きょう9月15日の誕生日の花はススキとラジオ深夜便で伝えていた。お月様が雲で隠れてしまうなら、いっそ豪快にススキの親玉みたいなパンパスグラスをオープニングフォトとした。


このパンパスグラスが生えている場所がウォーキングの沿道に2ヶ所ある。いずれも丘陵地の土手の一角の高い場所だ。日本名はシロガネヨシといい、イネ科らしい。原産地が南米の大平原パンパスであるところからのネーミング。日本では観賞用に栽培されている。



丘陵地の畑のヘチマ、長さが70〜80cmくらい。重みに耐えかねて今にも落下しそうだ。ヘチマから直接採取するわけではないが、こんなに大きかったらヘチマ水がさぞやたくさん・・・。とカミさん羨ましがることしきり。10年くらい前にウチでも栽培してヘチマ水を採っていた。中秋の名月の頃の採取がいいといわれていた。      


地上から50cm位のところで茎を切って、容器に一滴ずつ採取した。それを薬局へ持ってゆくと殺菌・ろ過してくれる。カミさんは化粧水に使っていた。最近は、ヘチマ水を使わないから肌が荒れ放題。と当人いわく。ヘチマ水のせいでなくて、加齢のせいだと思うが・・・。


「電源プラグ」の先端に穴が開いてる?そうだったかなぁ〜?そんなことないだろう?ものごころがついてこの方、これほどお世話になっている電源プラグだが、その先端に穴が開いているかどうかも知らずに無関心で、よくもまぁ〜使ってきたものだ。こうした無関心の延長線上に”平和ボケ”があるのではないだろうか?


先日、車の中でラジオを聞いていたら、「電源プラグ」の先端の穴は何のためにあるかと解説していた。半信半疑で家に帰りプラグを見てみたらやっぱり、ちゃんと穴が開いている。なぜ、穴があるかという答えはこうだった。


プラグを挟み込むコンセントの方に出っ張りがあって、プラグを差し込んだときにこの出っ張りがプラグの穴にはまってコンセントが“グラグラ”したり、簡単に抜けてしまったりしないようにするため。


天然ボケ、平和ボケ、加齢ボケ。ボケの三役そろい踏みも困ったものだ。